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前回までで、パケット通信料を改定するおかげで、ドコモのケータイがインターネットマシンへシフトしていく可能性が増え、その結果iPhoneの可能性も増えることを書いたつもりです。外れるかもしれませんが。 ここまではパケット通信料を中心に見てきましたが、実は、支払料金総額にも影響が出るのです。 というのも、ドコモのパケットパックは、同額の無料通信が付いてきます。これは、パケット通信だけでなく、音声通信にも利用できます。逆に、通常の基本料に含まれる無料通信には、音声だけでなくパケット通信も含まれます。 相互利用ができたわけです。 運用としては、電話が多い人は基本料をあげてパケットパック10程度にしておくと、パケット通信料1,000円からはみ出した分は基本料金の無料通信でカバーできました。 逆に、パケット通信が多い人は、パケットパックを契約してパケット単価を下げ、基本料を安めにしておくと、基本料からはみ出た音声通信をパケットパックの無料通信でカバーできました。 こういう柔軟な対応ができたわけです。 ところが、ダブルは、完全にパケット通信のみの料金です。 たとえば、こういう事例が発生します。 1 無料通信2,000円(2年縛り基本料1,500円)にパケットパック10(1,000円)を契約していた場合 通話料が1,000円、パケット通信料が2,000円(20,000パケット)だとしたら、パケットパック10からはみ出したパケット通信料1,000円は、基本料に含まれる無料通信の残額でカバーされるため、支払額は2,500円で済む。 2 無料通信2,000円(2年縛り基本料1,500円)にダブル(980円)を契約していた場合 通話料が1,000円、パケット通信料が1,600円(20,000パケット)だとしたら、ダブルのパケット通信料は無料通信で相殺されないため、支払額は3,100円となる。 同じ通信量なのに、600円の差が出てきます。ダブルの導入の狙いは、データ通信の料金回収をしやすくするためにあると書いたのはそのためです。 データ通信シフトの料金体系になったことがよくわかる事例です。このような例に当てはまる人はかなり多いと思います。 自分がどのくらいパケット通信を使うかわからない、あるいはパケット通信が少ないという人は、無料通信が音声・データ相互に利用できるパケットパックを続けて契約しておいたほうがいいかもしれません。 とくにパケットパック10を契約していた人は、パケットパック30にしてパケット単価を半額の0.05円にすると、通信量が2〜6倍使えます。10から30で支払金額が2,000円増える分については、基本料を下げて対処するといいでしょう。30秒あたりの音声通信料は若干増えますが、2,000円分無料通信が増えるわけですから。 これで、6回にわたって書いてきた記事を終わります。 ダブルの導入が、もしかしたらiPhoneの導入を前提としたものかもしれないと思っていろいろ書いてきたわけですが、ダブルが素直に歓迎していいものではないということもわかりました。まあ、他社を見る限り、ドコモのパケット通信料は、パケットパックの存在によって随分使いやすいものだったということがよくわかりました。 iPhoneの可能性は高まったと思います。でも、ソフトバンクがいる以上、iPhoneの端末価格をどのように設定するのかが、かなり難しいと思います。 iPhoneは、独自のソフトウェアを走らせることができます。ドコモがiモードブラウザと絵文字が使えるiモードメールのアプリを搭載させて発売すると、面白いことになるかもしれません。iモードブラウザとiモードメールを使う限りは、ダブルの上限額が4,200円となると・・・爆発的に売れるでしょうね。 |
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