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パソコンのメモリ、最近は256MBx2とか、512MBx2とか、2枚挿してあることが多くなっています。なぜわざわざ2枚挿してあるのでしょうか。 IntelチップのiMacには、標準でDDR2-667の512MBが1枚、載っています。MacBook Proも1枚です。一方で、Mac miniとMacBookは標準で2枚挿しのデュアルチャネル。 CPUのIntel Core Duoは、FSBが667MHzなので、メモリに対しても667MHzの周波数を要求します。そこだけを考えると、周波数は一致するので、2枚挿す理由はないはずです。 かつて、Pentium4では、CPUのFSBが800MHzだったのに対して、まだメモリは400MHzまでしか周波数を上げることができておらず、メモリを1枚しか挿さない状態ではメモリへのアクセス速度が遅くなり、システムの足を引っ張ることになりました。そこで、メモリを2枚挿しにして、2枚同時にアクセスすることで速度を800MHzに上げていました。 これをデュアルチャネルと言います(ちなみに10年ほど前の初代Pentiumのときも、SIMMをデュアルチャネルで使っていたので、デュアルチャネル自体は最新の技術というわけではありません)。 さて、Intel Core DuoはFSB667MHz、メモリも667MHzなら、デュアルチャネルにする必要はないではないか、という話になります。確かに、iMacとMacBook Proはそのとおりです。 ではなぜ、Mac miniとMacBookはデュアルチャネルなのでしょうか。それは、グラフィックチップと関係があります。 iMacとMacBook Proは、グラフィックチップにATiのRadeon X1600を載せています。一方でMac miniとMacBookは、Intel 945GM内蔵のIntel 950を利用しています。 この二つの違いは何か。Radeonが、グラフィックチップ専用のメモリを別チップでマザーボード上に載せているのに対し、Intel 950は、メインメモリを共有するのです。つまり、メモリ512MB搭載!と書いてあっても、実際はそのうちのいくらかをIntel 950が使うので、システムが使うメモリの量は少なくなります。量だけでなく、CPUとつながる667MHzの帯域も分割して、いくらかをIntel 950が利用するのです。 つまり、Mac miniとMacBookは、メモリをデュアルチャネルで搭載してメモリの帯域を1333MHzとすることにより、CPUとの接続は確実に667MHzを確保して、余っている667MHzのいくらかをIntel 950に回して、システム全体のパフォーマンスに対する不安を解消している訳です。 Macに限らず、市販のメーカー製パソコンを買う際にも、グラフィックチップを確認して、「チップセット内蔵グラフィック」と書いてあれば、メモリはデュアルチャネル構成にするべきです。 1枚挿しだと、絶対に足を引っ張ります。 帯域が余っていれば、1枚でもいいんですけどね。あ、余っているというのは、例えば、CPUのFSB400MHz(Celeron Mなんかはそう)に対して、使ってあるメモリがDDR2-533とか。あるいはCore Solo(FSB533MHz)に対して、DDR2-667とか。 あー、前置きが長かった。 では、iMacとMacBook Proをデュアルチャネルにした場合は、どうなるのでしょうか。ベンチマークテストを取ってみると、多くて5%ほどの性能アップがあるようです。1333MHzにして余った帯域は、たとえばハードディスクからメモリへ、USB機器からメモリへというようなアクセスが発生したときに、CPUの邪魔をしないというメリットはあります。メモリに頻繁にアクセスするプログラムを動かしているときも同様ですね。 ま、僕は、そこまでハードな使い方をしてはいないんですが、1GBのDDR2-667メモリを2枚、増設しました。 続きは、後ほど。 |
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